
昭和30年、私は就職するため田舎の農村より夜行の蒸気機関車に乗って上京しました。仕事は自転車に荷物を積んで、お店に配達するというものでしたが、東京の坂の多さにびっくり、毎日朝から夜まで働きへとへとになることも…。でもそんな疲れを吹き飛ばしてくれる楽しみが、駅前の神社の境内にあった大型のテレビ。
プロレスラーの力道山を見たさにテレビの前には、人、人、人。大きな外人に力道山伝家の宝刀の空手チョップが炸裂。「今いけ!」「もっとやれ!」と怒涛の大声援。毎試合流血の連続。私にとって力道山は勇気と楽しみをいただいた昭和のヒーローですね。














